森岡 弥代【3】 

2671f3b84578e900b71457fbe4045c68 TAKAmeさんからのエピソード

TRPGの記録・※シナリオネタバレ有


【死にたがり電車】
友人の御深 圭汰(毒入りスープで知り合ってから運命的に出会った)と、電車をホームで待っていたところ「死に急いではいけないよ」と後ろから声をかけられ、ホームの下、線路の上に二人共突き落とされる。
その瞬間、犯人の姿を見る間もなくそこに電車が通過した。
探索記録
電車のライトの光で視界が遮られ、目を開けると二人は電車の中にいた。電車に撥ねられたのではない?不思議に思いながら脱出する為、電車の探索をすることに。
運転手のアナウンス「○○駅まで○○本、お乗り間違いの方は運転手まで」から察するに、数本先の駅に着く前に何とかしなくてはならない。
電車の中は酷い惨状だった。首がないもの、舌をだらりと垂らしたもの、部位が欠損したもの、周りは血でべったりと汚れていた。
しかし弥代は平気(SAN減ゼロ)な顔で死体が何か持っていないかまさぐる。ナイフを見つけて手持ちに加える。
先ずは電車の最前列に行き、運転手に「乗り間違えた」ことを伝えるが全く反応が無い。試行錯誤したが無駄だったので反対車両を調べることに。
すると、一人の女の子が両目から血を流してすやすやと寝息をたてて寝ているのを見つける。異様な光景だったが彼女を起こし、状況を聞き出すことにした。
しかし、現状を理解していないようで、こちらを「お兄ちゃん」と呼び、勘違いしている様子だった。どうやら両目が潰され景色を見ることができないらしい。
兄を探してやろうと心に決めて探索を続ける。
電車の上、周りに何かがいる。悲鳴が聞こえた。窓から鋭利な「何か」が窓を突き破って人を貫いている。
同じ車両で一枚の手紙を見つける。それは遺書だった。
妹のことが書かれていたため、書いたのは恐らく今探している兄のものだろう。
隣の車両に入ると、大きな蛙のような化け物が、一人の男の子を今にも殺そうと暴れていた。男は車両の窓から外に投げ出され今にも電車から落ちそうだ。「死にたくない!死にたくない!!」と叫んでいた。両手で窓の淵を掴みなんとか耐えている。
御深に逃げ道を確保してもらい、弥代は化け物に向けて拾ったナイフを投擲する。化け物はナイフをまともに受けて身動きを止める。
その隙に男を助けようと手を貸すが力が足りず、男は電車の外に放り出された。(STR対抗ロール失敗)
しかし後悔する暇はない。後ろにいる化け物蛙の方を振り返り次の行動を警戒したが、化け物蛙はこちらには見向きもせず去って行った。
手紙の内容、この車両で死んでいる人達の共通点『自殺志願者』であること、化け物蛙がこちらに攻撃を仕掛けてこなかったこと…そして突き落とされた時に告げられた「死に急いではいけない」という言葉。
それらを踏まえてこの電車は「『死』に関連する何かを思い、言ってはいけないのではないか」と推理する。
そして運転手に告げなければいけないことは「乗り間違えた」ことではなく、「生きたい」じゃないか。
弥代は反対車両にもいる運転手に「生きたい」という事を告げた。
すると、運転手はぐるりとこちらに振り向き「これは申し訳ございませんでした。それでは元の世界に案内させていただきます」と言い、電車から抜け出すことができ、元の世界に戻ることができた。
目を覚ますと、多くの人が心配そうにこちらを見ていた。駅のホームの係員によると、「君たちがホームの下に飛び込んだ」と言う。
夢ではなかった。しかし生きている。不思議な現象に周りも驚いていたが、何事もなく生きていたということに二人は喜びを感じた。

<生存>

あの小さな女の子は、兄が亡くなってしまったが、共にこちらの世界に帰ることができ、家族と共に今を生きている。


このエピソードの登場人物