圭人とアレッシオ【1】 

Ea8bb8b188361639dbca713ac257bb90 Reflaさんからのエピソード

※詳細なストーリーは考案中であるため、現時点で決まっている部分を箇条書きで書いています。今後諸設定が変更になる可能性は十分あり。wikiの『フィルガ』ページをお読みになってからの閲覧推奨。


◆再会
・圭人は異世界=フィルエイル帝国に来て、初めてアレッシオと出会う。
アレッシオは、幼い頃に圭人と会ったことがあると主張するが、圭人がフィルエイルに来るのは初めてであり、会ったことなどあるはずもなかった。
・アレッシオが言うには、圭人は幼い頃に事故で重傷を負っていた自分を助けてくれた、命の恩人であるらしい。いつも髪を結っている紅色のリボンも、再会の約束に、と圭人がくれたのだという。
・そんな記憶は一切なく、また、アレッシオの過干渉な性格を苦手に感じた圭人は、アレッシオのことを邪険に扱う。


◆再開後~物語中盤まで
・始めはアレッシオ(以下アレス)を邪険にしていた圭人だが、圭人のために惜しみない献身を尽くすアレスに、徐々に頑なな心を開き始める。
・しかし、アレスらフィルガが、いずれ魔獣という災厄の化物になってしまうことを知る圭人。魔獣に襲われ、その恐ろしさを目の当たりにした圭人は、再びアレスを避けるようになる。
・そんな中、正体不明の謎の双子(メアリーとレスター)から襲撃を受ける圭人。圭人を守るための戦いで、アレスは命を落としてしまう。愕然とする圭人。
・圭人の持つ『反魂』の力が、(無意識的に)発動。息を吹き返すアレッシオ。(この時点では圭人もレギンレイヴの仲間達も反魂には気付いておらず、死んだかと思ったが奇跡的に生きていた!という認識)
・その後もアレスや仲間達を救う中で、自身が反魂という不思議な力を持っていることに気が付く圭人。しかし、癒しの力ではなく、死ななければ発動しない能力であるため、重傷の仲間を前にしても見ていることしか出来ない己の非力さを嘆く。

・レギンレイヴに身を置き、一緒に過ごす中で、圭人は明るくて能天気な奴だと決めつけていたアレスが、根底に抱える心の闇を徐々に知っていく。
・7年ほど前、アレスが加入した頃のレギンレイヴには、もっと多くのフィルガが在籍していた。しかし帝国によるフィルガ狩りや、死期を迎えての魔獣化により、仲間は次々に死んでいった。身寄りのないアレスに家族のように接してくれた、大好きで大切な仲間達を幾人も見送り、時には魔獣化した仲間を自らの手で葬ってきた。残る仲間達も自分も、いつ死んでしまうか、いつフィルガ狩りで駆除されてしまうとも知れぬ深い絶望と不安の中、彼にとっては幼い頃に交わした圭人との再会の約束だけが希望であった。
・念願の圭人との再会を果たしたアレスは、使えば命が削られていくフィルガの力を、文字通り惜しみなく使い、自身の痛みも死も厭わず戦い、尽くした。大切な仲間を何人見送っただろう。魔獣となってしまった仲間を、何人この手で葬ってきたのだろう。圭人のために力を尽くし戦っている間は、そんな悲しみも怒りも絶望も、すべて忘れられた。

圭人「お前は俺のために戦ってるんじゃない!!俺はそんなこと望んでない!お前が、俺のために傷付いてボロボロになって、何度も…目の前で死んで……!!そんなの、俺がいつ望んだんだ!!お前は俺のためだって言いながら、自分のために戦ってるんじゃないか!!」
(ハッとするアレス。”圭人のため”を免罪符にしていた自分に気付く。)
圭人「お前はいつも、俺が傷付けられたら悲しんでくれる。傷付けた奴を怒ってくれる。俺だって同じ気持ちだ。」
アレ「……圭人…。」
(当たり前のことだが、言われて初めて気付く)
・今までの死すら厭わない献身は100%が圭人のためではなく、自身の深い怒りや悲しみの心を誤魔化すため、必要以上に力を使い、無意識のうちに死に急いでいた → 圭人にそれを指摘され、本当に圭人のことを想い、尽くすようになる。
圭人「俺のために死ぬんじゃなく、俺のために生きろ、アレッシオ」
アレ「……! はい」

・アレスは物心ついた時から、とある組織の地下牢のような場所に閉じ込められていた。そこで幾度も拷問や惨い人体実験を繰り返されてきた。あまりに凄惨な記憶であるためか、それとも幼い頃の記憶であるからか、アレス本人もはっきりとは覚えていないのだが、ある日、またとないチャンスが訪れ、全力を振り絞って組織から逃亡した。しかしボロボロの身体で追手から逃げる中、足を踏み外し、崖から転落してしまう。奇跡的に一命を取り留めたアレスの目の前には、自身を介抱する幼い頃の圭人の姿があった。
・他人から優しくされること、誰かと友達になることが初めてであったアレスは、すぐに圭人のことが好きになった。しかし、理由は覚えていないが圭人と別れなければならなくなった。悲しむアレスに、圭人は「また必ず会おう」と、再会の約束に、身に着けていたリボンタイをくれた。
・それを聞いても圭人にはやはり、子供のころに異世界に行った記憶などなかったし、当然何かを思い出すこともなかったが、アレスが嘘をついているわけではないということはわかった。アレスの言う『ケイト』はやはり自分ではなく、自分とよく似た他人なのかもしれない。それでも圭人は、以前と違い、アレスのことを信じたいと思うようになっていた。


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