「俺はナミーには負けてないぜ?頭もこっちの方が良いし!」
【種族】
淡水魚(タキタロウ)
【能力】
各地の池をワープで行き来する事
【職業】
池の水質管理
【所在地】
神聖山の池
巨大淡水魚のUMA。神聖山の2合目付近にある巨大な池の主を波太郎という双子の弟ともに務めている。
元々は弟とともに普通の淡水魚として過ごしていたが、幼少期はかなりの食いしん坊だったという事もあり食料豊富な池で育ったため他の淡水魚達よりもありえないくらい大きく育ってしまった。そのため弟とともに池の主となるが、それと同時に釣り好きの人間達からは恰好のターゲット、もといUMAの一種として狙われてしまう羽目になってしまった。
人間達に見つかる事を恐れた兄弟2人は、池の移動を試みるものの、他の池に移動する手段がどれも過酷なものだった事から2人は諦めムードになっていた…。しかしある時2人の前に不思議な姿をした何かが水中に現れ、
「あなた方、主として務められる程の能力を持ってるのなら私の山の池に住んでください…そして山を…守って下さい」
と言い放ち、2人はその生物に一瞬で連れ去られ「神聖山の池」にたどり着き、今に至るという不思議な経緯を持つ。ワープ能力が身についたのはその時からであった。
神聖山の池はかなり広い池という事もあり、池全体を管理する際は泳ぐよりもワープした方が効率が良いらしい。彼は臭いに敏感なため、広い池のどこかが少しでも汚れると即座に反応し、汚れた箇所を清めるという役割を補っている。そうする事で池は神聖のまま保たれ、山自体の「力」も保てられるらしい。
性格は明るく少しやんちゃ。弟の事は「ナミー」という愛称で呼んでいる。弟や他の魚達によくちょっかいをかけて遊ぶのが好きで、逆にこっちが弟じゃないかと間違われる事がしばしばある模様。兄という立場を利用してマウントをとる事が多いが、彼のマウントの8割ぐらいは嘘だと言われている。
魚なので無論エラ呼吸。ただ地上には30分程居続ける事が出来るらしいが、侵入者が来たりする自体にならなければ基本的に池から出る事は無い。