6d1076af764170bb397db70d9889e65c水萩さんの創作っ子
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斗南 凛星

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    プロフィール

    フルネーム
    斗南 凛星
    フリガナ
    Lize Tonami
    登場作品
    他者主催の創作企画
    年齢
    12
    性別
    男性
    身長
    150cm前後
    一人称
    リゼ/ボク
    二人称
    キミ/オマエ
    Medal button
     

    容姿
    ▼[総評]
    誰が見ても活発な子供という印象を抱きそうな、弾ける笑顔を絶やさない少年。
    整った顔立ちだが、まだまだ発展途上、未来に期待という感じである。
    ▼[髪型]
    明るいオレンジの髪を適度な長さでカットしたショートヘア。やや癖毛で、内巻きに広がりやすい。前髪は作っているがセンターでざっくり分け目ができている。デコ出し。
    ▼[目元]
    ぱっちり二重に爛々と輝くピンクの瞳、長めのまつげと表情筋に伴ってよく動く茶色の眉。
    ▼[体]
    それほど日に焼けてはいないが健康的な肌色。
    筋肉はほぼ無く、二次性徴も訪れていない。靴のサイズが小さめなのが悩み。
    身長は150cm前後、体重は同い年の平均より軽いくらい。
    ▼[服装]
    現在学校には通っていないが、どこかの私立学校の制服に見えなくもない格好をしている。
    白基調で襟や袖口が薄茶、アクセントに黄緑が入ったセーラー襟の半袖シャツに赤いスカーフ、薄茶のハーフパンツ、白ソックス、ローファー、左手首に腕時計。
    時々、私服とみられる装いをしていることもあるが、セーラー襟であることが多い。気に入っているっぽい。

    性格
    ▼快活で、いかにも少年らしいふるまいをする。小学校時代も、勉強よりも体育と給食の時間が好きだった。
    リーダー…というかガキ大将タイプで、冒険心に富んでいる。気になったことはやってみないと気が済まない。

    ▼なにがあろうと、笑顔だけは作ってでも浮かべようとする気丈な一面をもつ。

    ▼年上からは生意気にとられがち。そのせいで下級生の頃は上級生に目をつけられることも度々あったようだが、たいていすぐに手を出されなくなった。だれもかれも、あの瞳がこわいと言っていた。

    ▼独占欲がかなり強く、"自分のもの"が思い通りにならないとへそを曲げる節がある。


    ▼思い通りにするためならばなんでもやる。
    性格も演じるし、表情も作る。家族も"作る"。
    たとえそれがいつわりの幸せでも、それが彼の思い通りであれば、彼の幸せに繋がる。
    ▼高い理想を持った利口な少年。少年らしいふるまいは演技であることがほとんどで、その実、時として子供らしからぬ表情を見せる。
    ▼自分の手で掴んだものこそ価値があるという思想を持ち、神頼みや願掛けなどの類いを嫌う。
    そのため、星に願い異能を得た人間達のことを毛嫌いしている。


    -
    生い立ち/備考
    ▼家族構成は父、母、兄。裕福な家庭で、自身も有名な私立小学校に通っていた。

    --


    少年は、昔からなにもかも思い通りだった。
    有名企業のエリート社員で、休日にはいつも少年と遊んでくれる理想の父。
    美味しい料理とたおやかな笑顔で少年の帰りを暖かく出迎えてくれる理想の母。
    全国レベルの弓道の腕を持ち、文武両道で少年にも優しく接してくれる理想の兄。
    まさに理想の家族に囲まれて、少年は満足していた。

    高級住宅街の一軒家で、有名私立に通って。

    思い通りにならなければ、意味がない。
    嫌いな勉強も頑張って、好成績をあげて。

    思い通りにならないならば、すればよい。
    上級生のいびりに耐えて、やめさせて。

    できないことなど、何もない。
    何があっても、笑顔で。

    何があっても、主導権を握るように気をつけて。
    奪ってでも、主導権を握るように気をつけて。

    すべて思い通りに。

    --


    少年が10歳のとき、兄が一生の怪我を負った。
    なんでも、もう弓道ができないほどのものらしい。
    兄の見舞いに来た少年は、笑っていた。
    兄の大事にも関わらず、笑っていた。
    そして言った。

    「自分でやっちゃったんでしょ」

    兄は青ざめた。
    少年は、何もかも知っていた。
    最近、弓道で良い結果が出せていなかったこと。
    周囲からのプレッシャーに、もう限界だったこと。
    怪我を口実に、いっそやめてしまいたかったこと。
    自分で、この怪我の原因を細工したこと。

    少年は笑顔のまま続けた。

    「許してあげる」

    __逃げられない。
    自分は少年の"理想"から、決して逃げることはできない。
    逃げることなど、許されない。

    兄という青年を何よりも恐怖させたのは、
    張り付いた笑顔でもなく、燦々と煌めく瞳でもなく、
    その奥の奥の仄暗い穴から覗く、じっとりとした視線だった。
    まるで、射殺す獲物を見つめるかのような。

    「にいちゃんは、僕の"理想のにいちゃん"だからね」

    青年は再び、穴の底へと引きずり下ろされた。