0b853067c7ff0ed681792ba4e96e5ca3もたけさんの創作っ子
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妙見 琳子

黒きポラリス

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    プロフィール

    フリガナ
    ミョウケン リンコ
    登場作品
    帯刀課
    年齢
    36歳
    誕生日
    11月13日
    性別
    女性
    血液型
    AB
    身長
    170cm
    出身地
    新潟県
    一人称
    私、此方
    二人称
    あなた 、坊や、お嬢さん
    Medal button
     

    怪異特別対策室 帯刀課 / 監察官

    四年制仏教系女子大卒
    物静かでぼんやりとした、感情の起伏を感じられない人形じみた女性。
    年下の男性、女性をそれぞれ「坊や」、「お嬢さん」などと呼ぶが、他人の年齢を推定するのは苦手なのでたまに年上相手でもそう呼んでしまっている。

    結界術の素養が高く、元々実家が古来より結界師として栄えてきた血筋。防御、固定結界共に扱えるオールマイティ型で、性質は「粒子」。また、北極星の見える星空の元だと結界の力が強くなる。
    星見が習慣。

    帯刀課にて監察官になってから、30歳のときに空関連の事件で右足を失っており、義足を着用、また歩行補助用の杖を使用している。杖は結界補助具でもある。
    治療、リハビリのためにそれから2年間休職し、32歳で復帰。その後34歳まで現場には出ず新人監察官の指導、特に結界術の訓練の手伝いをしていた。現在は現場に出るようになっている。
    義足で走ることが容易ではないため、結界は本人はあまり動かなくとも使える機動力の高いものに改良している最中である。

    好きなものは南国系の果物、鉱物。
    プライベートではたまに喫煙することもあるとか。
    過去に自家用車を持ってはいたが、脚をなくしてからは運転していないため廃車にしている。
    苦手なものは大声でまくし立てられること、人の名前と顔を覚えること。

    右脚を失うと同時に、固定バディを組んでいた甥を亡くしている。
    彼は琳子と少し歳の離れた姉の息子だった。捜査官の適性があり、帯刀課からスカウトされ刀を握った、駆け出しの剣士であった。
    妙見家でもとりわけ結界術の素養が高く、要領も良い彼女に姉は息子を任せたが、琳子は彼を守ることができなかった。いやむしろ、甥は彼女を庇うように殉職した。
    琳子は甥を守れず死にまで追いやったため姉から赦されず、また彼女自身も赦せないまま時が経ってしまった。元々大人しい気質であったが、その日を境にさらにぼんやりとした雰囲気になった。

    また、その時からぱったりと色彩を見ることができなくなり、常に白黒の世界で生きており、さらには他人の顔をうまく判別できなくなっている。人を覚えられないのはそのため。何度か話せば声と体格で名前を一致させられる、かも。

    琳子の甥は琳子のことを女性として好きだったし、琳子は姉のことが姉として以上に好きだった。姉が結婚の縁談を持ったときも内心落ち着かなかったし、子どもができたという知らせを聞いたときも素直に祝えなかった。しかし、姉から生まれた甥は悔しいほど可愛くて。
    そして彼女は、年離れた姉の優しい姿しか見たことがなかったため、姉の彼女への凄烈な拒絶、息子を亡くした悲痛な絶望を叩きつけられ、そのショックは計り知れないものだった。
    現在姉とはほぼ絶縁状態であり、琳子の姉への想いもぼんやりとした意識の中で深く深くに仕舞われている。

    なお、琳子は甥が自分のことを身内以上に好いていたことは気づいていなかったようである。

    「───監察官として、叔母として守らなければならなかった若い彼が怪異に食い殺されるのを、ただじっと見ていなければならなかった。」
    「頭では分かっていても体が動かなかった。それは明確な恐怖だった。」
    「どうか赦さないで。その口で私の脚を食らい去っていった怪異を仕留められなかったことを。守れなかったことを。」
    「そう、私は己が力に酔っておりました。死と隣り合わせだったというのを、理解なんてしてはいなかった。」

    「いいえ、でも、私が死を恐れるなんて。彼のほうが怖かった。痛かったに決まっているの。それでもここへ帰ってきた私は、きっと愚かなのでしょうね。もう二度と繰り返したくはない。そうしないなら、ここへ戻ってこなければよかったのに。」
    「私は、捜査官を守ることだけに命をかけたい。」
    「ここでしか私は、私を証明できない。」

    琳子は確かに高い結界術の素養を持つが、それは「五体満足で、結界を作る気の流れが全身を回る」ことが条件の上で発動できていたものであり、現在片脚を失くしている彼女は、自分だけの力ではあの頃と同じように結界を張ることが少々困難となっている。
    監察官として復帰してから現在まで、技術開発班、医療班と提携して新しい結界の形を模索しているところである。