Missing thumb睦月さんの創作っ子
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速水 心

「…天使を見た、と思った」

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    プロフィール

    フリガナ
    ハヤミ ココロ
    年齢
    20
    誕生日
    4月27日
    性別
    血液型
    B
    身長
    168
    体重
    59
    出身地
    日本
    一人称
    二人称
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    天使を見た、と思った。
    ゆるやかなウェーブのかかった髪、天藍石のような透き通った瞳。その白く長い睫毛に縁取られた宝石から、ほろほろと雫が溢れ落ちていく姿。それはこの世の何よりも清らかで美しくて。
    (どうして泣いているんだろう)
    できるなら、側に行って涙を拭いてあげたかった。隣に腰掛けて、悲しみの理由を聞いてあげたかった。だけど出来なかった。僕は病室のある二階の窓から外を眺めているだけの、つまらない病人だったから。同い年くらいだろうと思ったその少女は、やがて泣き止むとどこかへ去って行ってしまった。そんな一瞬で一方的な、覗き見ただけの逢瀬。
    だけど僕には十分だった。
    (死んだらきっとまた彼女に会えるんだ)
    そう思うと、これから待つ手術も怖くはないと思った。

    美大生(水彩画がメイン)。幼少の頃心臓病を患っていたが、幸運にもドナーが見つかったために生き延びることができた。現在は激しい運動はできないもののおよそ健康体。少〜中とまともに学校に通えなかったため、人との上手い交流法がわからないでいる。
    生死を賭けた臓器移植手術の前日、窓の外に彼は天使の姿を見た。彼女の姿は彼の中に強くあった死への恐怖を軽くさせた。そうして手術に落ち着いて臨めたことが、彼の手術が成功した一つの理由となったのだ。
    そうして大人になった彼は、何の奇跡か偶然か、彼女と再会を果たすこととなる。あの日見た「天使」の姿は、大人となった彼の中にも未だ鮮明に残っていた。

    出来損ないとして生まれた人間だった。生きるか死ぬかもわからない境遇の中で、彼は窓の外に「天使=死の中の希望」を見つける。その存在は、その美しさ・清らかさは、彼の中にあった「生への執着」を失わせた。
    しかし皮肉にもそれが彼の命を繋ぐこととなるのである。他人の心で呼吸し、他人の命の上を生きながら、彼はどこかで地上(生の世界)には存在しえないあの美しさを探していた。

    大人になった彼が再会した彼女は正に、幼少の自分が見た「天使」そのものであった。つまりは彼の焦がれる美しさ、清らかさを併せ持つ「死の象徴」。

    「ああ、やっと見つけた」

    ●関係人物
    ・天涙杏樹ちゃん(雛月さん宅の子)
    心が病院で見つけた「天使」。
    現在はボランティア仲間。

    ●経験シナリオ
    ・心臓がちょっと早く動くだけ
    ・機械仕掛けの街
    ・セレーネの情慾

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